サンフランシスコ紀行

フィッシャーマンズ・ワーフ



No.24 アメリカ四方山話

①鼻が曲がっている・・・!

だいたい人間の身体なんてものは、よく見ると左右非対称であるが、それを象徴しているのが欧米人の鼻である。

彼等は私たち日本人に比べて鼻が高い。私は電車やバスの中で、よく人の顔を観察していたのであるが、彼等の鼻は例外なく左右どちらかに曲がっていた。

②女性はみな髭を生やしとる・・・!?

これもまた私の観察日記なのであるが、アメリカ人女性、特に金髪白人系の女性は、その髪の毛の色ゆえにあまり手入れをしないのか、よーく観てみると髭(濃い産毛)が生えている人が多かった。

③ガスがない・・・!

アメリカの一般家庭の台所には、日本の家庭の台所にあるガスコンロがなく、変わりに電器コンロのようなものがあった。

そういやぁ、昔、日本でも似たようなものを使っていたっけ・・・。

④チップが面倒くさい・・・!

例えばタクシー。通常の目安としては料金の15%といわれているが、計算の苦手な人にはたいへんである。

私もたいへんであった。

料金が47ドル19セント、これの15%は即答できまい。

アメリカでは、電卓と小銭は必需品だ!

⑤水洗トイレの水の流れが静かだ・・・!

日本のトイレでは、和式洋式の区別なく、使用後の水は非常に勢いよくジャーっと流れるが、アメリカのそれはグルグル・スーっという感じで、流れるというよりは、渦を巻いて吸い込まれていく。

これは、やはりNoizyを嫌う彼等アメリカ人の性向に加え、食生活も影響しているのかも知れない。

お米が主食の我々日本人のSTOOL(大便)は、こびり付きやすく、ジャーっと勢いよく流さないとだめなのかもしれない。

⑥引き続きトイレの話題・・・!

な、何とアメリカの公衆トイレの大の方の個室には、扉がないのである!

性格には扉がないというよりは、西部劇の酒場の入口によくある上下が開いている扉、すなわち便器に腰掛けると膝から頭までが隠れるだけのものである。

したがって、頭のてっぺん(座高の高い人なら顔も)と膝から下は、外から丸見えである。

何故そうなのか、治安上の理由によるものか、そういう風習であるかは定かでないが、全く落ち着かないことは言うまでもない。

なお、友人の寺尾君はかつて洋式トイレの使用方法が分からず、上にのっかって用を足していた。

また、同じく友人である末広君の母親は、同じく洋式トイレの使用方法が分からず、洋式トイレに背中を向けてではなく、向かいって無理矢理坐ってしまいパンツが裂けたそうである。

ちなみに、第二次大戦当時、米兵の斥候兵(せっこうへい=偵察兵)は、敵である日本軍の陣地に忍び込み、トイレの便坪の中を覗いて帰るそうである。

溜まっている糞尿の量を観察して、その陣地の日本軍の規模(兵の数)を偵察するのであるが、たいてい過大評価してしまう(実際より日本軍の数は少なかった)。

原因は、肉食の彼等欧米人より、お米主食の日本人の大便の量が多い(繊維質等のため)からである。

⑦バスルームの扉の話・・・!?

アメリカではバスルーム(トイレも含めて)に限らず、使用中でない部屋の扉は開けておくのがマナーだ(日本と逆)。

私の友人の大国君は、アメリカで、中に女性がいたにもかかわらず、閉まっているバスルームの扉を勢いよくバタンと開けてしまい大顰蹙を浴びていた。


To be continued!




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