サンフランシスコ紀行

フィッシャーマンズ・ワーフ



No.22 "Do in Rome as the Romans do!"

☆アメリカに住んでみると、時々日本人であることを恥ずかしく感じる時が多々ある。

それは何故か?

アメリカ(米国だけではないんだろうけど・・・)を旅行する多くの日本人観光客のマナーが極めて悪く、エチケットをわきまえない行動があまりにも多く散見されるからである。

以下に代表的な例を示すことにする。

先ず第一は、先述したとおりタバコについてである。

アメリカでは公共の場所は全て禁煙であり、レストラン内の席も全て喫煙席と禁煙席に分かれている。

だが、日本人は何処でもかしこでもタバコをプカプカ、皆の顰蹙(ひんしゅく)を浴びている。

次に写真であるが、観光旅行であるから楽しい旅の想い出を残したいという気持ちはもちろん理解できる。

しかし、特に空港や船舶の港の内外では、写真は控えた方が無難である。

それは、空港というものは、準軍事施設であり、世界各国の中には軍民共用の空港もあるからである。

数は少なくなったが、共産圏や全体主義国家、準戦時下にある国々の空港での写真撮影は、必ず痛い眼に遭うことになろう。

また、レストランやホテルのロビーでの写真も遠慮したい。

何故ならば、そういった場所は本来プライベートな所であり、利用客の中には、いわゆるお忍びで来られている方もいるからだ。

次に日本人は非常にNoizy(やかましい)である。

ホテルのロビーでもレストランでも、たいていワイワイガヤガヤと何か騒々しいなと思ったら、それは日本人の団体である。

レストランは、お客様は料理だけでなくその場の雰囲気も楽しみに来てるのである。

まだまだ更にあるので、以下に列挙する。

・どこでもかしこでも日本人は座る・・・「お前らはサルか!?」

・日本人は首からカメラを下げてメガネをかけている・・・「ワンパターンだ!(頭だけは坊主にしないでくれ!)」

・女の子たち、仲が良いのはいいが、女の子同志で手をつないだり、お揃いのファッションは止めてくれ!・・・「レズに勘違いされるよん!」

・日本人男性諸君!欧米人も旅の恥は掻き捨てと、いかがわしい所に遊びに行きますが、彼等はこっそり一人で行きます。ツアーを組んで行くのは日本人だけです。・・・「ぼられないでネ!」

・おばさんへ。飛行機の機内トイレに入る時は、ちゃんと鍵をかけましょう!また、食事の時に座席をリクライニングさせるのは止めましょう!大声を出さないようにしましょう!道に拡がって歩かないようにしましょう!

全ての日本人旅行者への忠告である。

「"Do in Rome as the Romans do!" 郷に入りては郷に従え!!」

人の振りみて我が振り直せ!

他人に迷惑をかけない!

日本の常識は世界の非常識!

これが基本である。


To be continued!




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