その頃はただ無鉄砲で ”この俺を中心に世界が回っているんだ”というような男で、4歳の時に入信はしていたものの日本に居る時はアンチ創価学会員で母親に ”勤行しなさい”と言われても頭の中では ”アラエッサッサー”と聞き流していました。
でもこちらに来て初めて、自分というものがいかに無力であるかという事に気が付き、真面目に信心を初めました。
初めに行った所がオクラホマ州という田舎街で知り合いなど1人も無し、留学生だったので、生活費が安いのと、日本人が少ないだろうという理由でした。
自分の性格からして日本人の多い所では英語を覚えないだろうと思いました。
オクラホマで2年半過ごしたあとカンザス州のchanuteというこれまた人口 8000人というド田舎で車のメカニックの学校に行きました。
理由は学費が1番安かった為です。
学校を出てからその小さな街で仕事を探し、1年間働いた後ここカリフォルニアに出て来ました、だからカンザスにも2年半居ました。
カリフォルニアに出て来たのはグリーンカードを取る為、それと最新式の車の知識を得る為でした。
不法滞在者、不法労働者というアメリカの国から見れば犯罪者になる生活を6年間送った今年の1月にグリーンカードを取りました、申請してから3年かかりました。
普通は3年ぐらいかかります、だから体験発表にあったヨシコさんの場合は特別なケースです。
彼女も彼女の旦那さんの事もよく知っていますが、本当に素晴らしい方です。
そういう特別なケースでグリーンカードを取っても不思議でないくらい広布のため にがんばってる方々ですよ。
僕も去年の5月に池田先生にお会いしてからこの1年間で大きく変わりました。
グリーンカードも取れたし、自分の理想的な仕事にも付けたし、あとは嫁さんを貰うのが次の目標ですね。
しかし日本の学会員さん 特に婦人部の方々には本当に頭が下がります。
だってあの日本で学会活動をして、学会をここまで広めた婦人部の方々に僕は最敬礼どころか三つ指を付いて”ごくろうさまです”と言います。
それでは、どうかこれからも頑張って下さい!
SGI U.S.A LA#3 男子部 シゲ